imbaxa’s diary

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飲み会は全部おごりで月20万! 主人の金銭感覚ひどく、今後が不安です【お悩み相談】

夫との関係、義実家との付き合い、仕事やキャリア、ママ友などの人間関係……。毎日がんばって生きていると、悩みは尽きませんよね。そんなお悩みに、専門家がアドバイス

今回はご主人の金遣いに困っている「りんこ」さんのお悩みです。

◆相談者プロフィール

りんこ(38歳女性)

結婚1年目の共働きの夫婦です。子どもはいません。



お悩み相談

結婚相談所で出会ってトントン拍子で結婚しました。結婚1年目で子どもはいません。どちらかといえば主人(39歳)のほうからのアプローチが激しく、結婚願望が強かったです。

私は結婚前からのパート勤務を継続していて、主人は自営業のようなものをしています。同世代の方に比べれば夫婦共に年収はいいほうだと思います。年収をお互いに明かし、借金もなく、特に不安に感じることもないまま結婚しましたが、結婚後に主人の金遣いが荒いことが分かりました。



ギャンブルなどはしないのですが、部下を何人も引き連れて毎週飲み会に行きます。そして、すべて主人のおごりです。一度の飲み会に5万程、月に20万以上飲み代に消えます。生活費や家賃などを私と折半してやっと赤字にならない程度で、貯金がまったくできません。

結婚後すぐに子どもが欲しいと主人の強い希望がありますが、こんな経済状況で子どもをつくれるわけもなく、私自身勤務形態はパートなので育児休暇が取れません。また、私も主人も高齢出産になります。自然妊娠ができるかどうかも分からない状況なのに、お金を節約するでもなく能天気に希望ばかり言う主人にうんざりです。



月々の希望貯金額と飲み代を減らせないか話し合っても、十分な生活費は出しているんだから主婦ならその中でやりくりするのが普通だと言われ、飲み会は必要経費で自分にはまったく非がないと言われました。お金について話し合う中で、主人の部下に対する見栄やお金に対して楽観的に考えているところ、共働きなのにやりくり自体は女の仕事というような亭主関白さが見えてきました。



私は独身の頃に比べて欲しいものを我慢したり、お弁当を作ったりして工夫しています。明らかに独身の頃より節約している生活なのに、先日主人が酒に酔ってふざけて部下のiPhoneを壊しました。そして、その修理代を出せないから私に出してほしいと言い出しました。呆れて言葉も出ません。

これを機にお金の使い方を夫婦で話し合いたいと思いましたが、何か言うと拗ねるか怒るかなので、うまく話せる自信がなく困っています。





具体的なデータを示し、現実的な危機感を持たせましょう

子どもが欲しいと希望しておきながら、やりくりを丸投げされるのは困りますね。ご主人様は収入が平均以上ということですので、なんとなく「これだけ渡しているのだから大丈夫」と思い込み、それ以上深く考えていらっしゃらないのかもしれません(飲み会の費用を必要経費に分類するなら、本来その分は収入から除外して考えなければなりません)。



ご主人様の感覚的な基準を改めてもらうために、客観的で具体的な根拠を用意してみましょう。収入に対する生活費の各項目は一般的にどれくらいの割合なのかや、子どもが生まれたらどれくらい費用がかかるかなどは、ネットや書籍などで分かりやすいデータが紹介されています。具体的な数字を元に話し合いをすることで、将来設計に対して現実的な危機感を持ってもらえれば、ご主人様も真剣に向き合う気になるはずです。



子育てが始まれば、今以上に夫婦で協力し合わねばなりません。今からしっかり話し合える体制を整え、家庭に対して十分な当事者意識を持たせましょう。



◆回答者プロフィール

ノラ

家計総合アドバイザー。ライフプランの作成から日々の節約のコツまで、これまで300件以上の家計に関する相談を解決。FP2級、住宅ローンアドバイザー資格有。(レタスクラブニュース)

吉川友梨さん不明事件 捜査尽力の元捜査員、事件発生丸16年の日に亡くなる

大阪府熊取町で平成15年、小学4年だった吉川友梨さん(25)が行方不明になった事件で、解決に心血を注いだ大阪府警の元捜査員が事件発生から丸16年となった今年5月20日、亡くなった。府警捜査1課に長年所属した加津一真(かつ・かずま)さん、享年69。退職後も足しげく現場に通っていたといい、妻の恵子さん(66)は「心の底から事件解決を願っていた夫の無念や熱意を感じた。命日が事件発生日と重なるなんて」と振り返った。(小松大騎)

 「情が深くて真面目。人間味のある人だった」。恵子さんは夫の人柄をこう語る。加津さんは島根県出身で、昭和51年に府警に採用された。捜査1課には通算で10年間所属し、事件発生直後の平成15年5月から友梨さんの事件を担当。退職するまでの7年間、捜査を指揮してきた。

 ただ、捜査は難航。現場では不審な白い車が目撃されており、友梨さんは何者かに車で連れ去られたとみられるが、悲鳴や物音を聞いた人はおらず身代金の要求もなかった。手がかりは少なく、時間だけが過ぎていった。家族に弱音を吐いたことは一度もなかったが、恵子さんは、深夜に帰宅してたばこを吸いながら考え込む加津さんの姿が印象に残っているという。

 事件発生から約7年が経過した22年春に退職。親族には「友梨ちゃんの事件を解決できなかったことが一番の心残り」と漏らした。退職後も友梨さんの顔写真や地図などが入った愛用の手帳を持って事件現場に足を運んだ。自宅のカレンダーには友梨さんの誕生日に印を付けていた。

 29年9月、自宅で倒れて搬送され、胃と食道のがんが判明。腫瘍の摘出手術や抗がん剤治療などを行ったが、友梨さんが行方不明になって16年にあたる今年5月20日に亡くなった。

 葬儀は近親者だけで営まれたが、加津さんを慕う府警の捜査員やOBら約30人が駆けつけ、「とことん仕事に打ち込んでいた」などと恵子さんに声をかけてくれた。

 恵子さんは「まさか、夫の命日が友梨ちゃんの事件発生日と重なるとは。事件に長く関わった夫の無念や熱意を感じた。天国の夫を含めて、事件解決を心から願っています」と話す。

 捜査班の班長だった加津さんの下で働いた現府警捜査1課調査官の井上光浩警視は「実直で、部下思いな方だった。部下と同じ目線に立って意見を聞いてもらえた」と振り返る。

 友梨さんの事件について「必ず助け出す。ご両親のもとに返したい」と常々口にしていた加津さん。井上警視は「その遺志は捜査員に受け継がれている」と話し、こう誓う。「友梨さんの帰りを待ち続けているご両親のために、一日も早く事件を解決し、加津さんにも良い報告をしたい」

 ■吉川友梨さん行方不明事件

 大阪府熊取町で平成15年5月20日、当時小学校4年だった吉川友梨さんが下校中に行方不明になった。大阪府警は事件を最大の懸案と位置づけ、捜査本部のある泉佐野署に専従捜査班を配置。友梨さんが最後に目撃された現場近くに止まっていた白色トヨタ「クラウン」(昭和62年〜平成2年製造)とみられる不審車の割り出しや、過去の捜査資料の読み返しなどを続ける。今年4月末までに捜査員延べ約8万9千人を投入し、昨年1年間で捜査本部に寄せられた情報提供は350件だった。公的懸賞金である捜査特別報奨金(上限300万円)の対象。情報提供は捜査本部(072・464・1234)。

ノーベル化学賞に旭化成名誉フェロー・吉野彰氏 京大工学部出身

スウェーデン王立科学アカデミーは9日、2019年ノーベル化学賞を、京都大工学部出身で旭化成名誉フェローの吉野彰氏(71)ら3人に贈る、と発表した。授賞理由は「リチウムイオン電池の開発」。吉野氏はコバルト酸リチウムを使い、高性能のリチウムイオン電池を開発した。リチウムイオン電池は携帯電話やノートパソコンのバッテリーなどIT社会に不可欠な電源となり、自動車にも利用が広がっている。太陽光や風力で発電したエネルギーを蓄積でき、地球温暖化に進める化石燃料の浪費から脱却する技術であることも高く評価された。

 共同受賞は、米テキサス大教授のジョン・グッドイナフ氏(97)とニューヨーク州立大特別教授のマイケル・ウィッティンガム氏(77)。グッドイナフ氏はノーベル各賞を通じ最高齢受賞となった。

 日本のノーベル賞受賞は27人目。化学賞は2010年の鈴木章氏と根岸英一氏に次いで8人目。出身や大学の在籍など京都にゆかりのある受賞者は15人になった。授賞式は12月10日にスウェーデンストックホルムで開かれ、3人に計賞金900万クローナ(約1億円)が贈られる。

 充電して再利用できる2次電池に、反応性が高い金属リチウムを電極に用いようと多くの研究者が挑戦した。しかし充放電を繰り返すと性能が低下する性質があった。熱暴走という安全上の問題点もあり、実用化は難しかった。

 吉野氏はノーベル化学賞を受賞した白川英樹氏が発見した導電性高分子のポリアセチレンに着目、2次電池に用いる研究を1981年ごろから始めた。コバルト酸リチウムを正極とする2次電池を試作し、負極を炭素材料に切り替え、現在使われているリチウムイオン電池の基本形を85年に完成させた。

 リチウムイオン電池の登場で、起電力を上げることができ、小型軽量化も実現。91年に量産化され、95年の「ウィンドウズ95」の登場とともに情報通信機器の電源として一気に普及した。電解質にポリマーを用いるリチウムイオンポリマー電池など改良が進み、電気自動車や住宅用蓄電池システムへの利用も進んでいる。

台風19号が10月だからこそ厳重警戒が必要な訳 日本直撃、史上最強クラスで関東上陸のおそれ

ちょうど1カ月前、関東を直撃した台風15号。千葉県などで記録的な暴風をもたらしました。最大約64万戸の大規模停電が発生し、10月6日時点で72戸は解消されずに停電状態が続いています。

 

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 いまだに傷痕が癒えない中、10月6日に発生した台風19号が同じようなコースで再び関東を襲うおそれがあります。

 10月9日12時現在、台風19号は大型で猛烈な勢力で、小笠原近海を北西に進んでいます。中心気圧は915ヘクトパスカル(hPa)、最大風速は秒速55メートル(m/s)、最大瞬間風速は75m/sです。次第に進路を北寄りに変えて、3連休初日の10月12日(土)から翌13日(日)にかけて、暴風域を伴い、西日本から東日本にかなり接近するでしょう。暴風域が広いので近づく前から暴風となりそうです。予報円の中心を進めば台風15号と似たコースとなり、関東に上陸するかもしれません。

 台風19号はその後、進路を北東に変えて、北日本に進む見込みです。つまり、この3連休は西日本から北日本の広い範囲で大荒れの天気が予想され、暴風、警報級の大雨、高波となる可能性があります。10月8日、JR東日本の深沢祐二社長は記者会見で、台風19号の予想が変わらなければ計画運休も含めて対応すると述べました。

台風が発達するカギ

 台風が急激に発達する要因の1つは、海の温度です。海面水温が高いほど、台風のエネルギー源である水蒸気がたっぷり補給されるので、発達します。海面水温は気温より約2カ月遅れて推移していて、実は、10月は海面水温が最も高い時期にあたります。

 台風が発達する海面水温の目安は27℃です。10月7日時点で、関東沿岸まで27℃前後となっています。さらに、近畿から関東の海面水温は、平年より2℃くらい高い状況です。

 「2℃の違いなんて大したことない」と思われるかもしれませんが、水温と気温では事情が異なります。空気に比べて水は比熱(=1グラムの物質を1℃上昇させるために必要な熱量)が大きいため、海面水温は気温よりも温度の変化が起こりにくいのです。

 同じ2℃でも、海面水温が平年より2℃高いことは、気温が2℃高いことよりずっと大きな差だと捉えてください。

 記録的な暴風を引き起こした台風15号を振り返ると、日本付近の高い海面水温によって発達しながら非常に強い勢力で関東に接近、千葉市に上陸したときにも強い勢力でした。

 台風19号も、現在の猛烈な勢力よりは弱まるものの、非常に強い勢力で日本列島に接近するおそれがあります。上陸前に予想される中心気圧は950hPa前後です。台風15号千葉市に上陸したときの中心気圧は960hPa(速報値)なので、それと同等あるいは上回る勢力で上陸するかもしれません。

 台風19号は、関東としては史上最強クラスの台風となりそうです。

10月の台風は大雨になりやすい

 今回の台風19号は、暴風に加えて、大雨に警戒が必要です。

 というのも、10月の台風は大雨になりやすいのです。

 2017年10月23日、超大型で強い台風21号が静岡県御前崎市に上陸し、関東を通過しました。「超大型」の台風が上陸するのは、記録が残る1991年以降では初めてのことでした。

 このときは、東海や近畿を中心に500ミリを超える記録的な大雨となっています。48時間降水量は、和歌山県新宮市の新宮アメダスでは888.5ミリで、観測史上1位を記録しました。

 東北から西日本の広い範囲で、大雨により河川の氾濫や浸水、土砂災害が発生し、死者は8人、負傷者は215人でした。

 また、2013年10月16日に台風26号が関東沿岸に接近したときは、関東や東海で300ミリを超える大雨となりました。伊豆諸島の大島町では、1時間100ミリを超える猛烈な雨が数時間降り続き、24時間降水量が800ミリを超える記録的な大雨となりました。

 この台風による死者は40人、行方不明者は3人、負傷者は130人でした。15〜16日に観測された東京の24時間降水量は246.0ミリで、2000年以降では2位の記録となっています。

 2000年以降、東京の24時間降水量1位の記録は、2004年10月8~9日の270.5ミリです。これも、台風による大雨でした。

 この時期の台風が大雨をもたらす理由の1つは、前線です。

 10月の日本付近は、前線が停滞しやすい時期です。台風の湿った空気が流れ込むと、前線の活動が活発になります。台風本体の雨雲と活発な前線の雨雲により、降水量が多くなる傾向があります。前線が停滞すると雨雲が次々に発生して「線状降水帯」ができ、同じところで雨が降り続くことになるのです。

 台風本体の雨雲による大雨は台風付近がメインですが、前線による大雨は台風から離れた場所でも起こりえます。

10月も台風に注意が必要

 日本の台風の季節性を考えると、10月の台風に季節外れな印象を持つ人は少なくないかもしれません。気象庁による「台風の月別の主な経路」を見ても、8月と9月が日本列島に接近や上陸をするコースで、10月は太平洋高気圧の張り出しが弱まるために日本の東海上でカーブするか、大陸に向かうコースとなっています。

 さらに台風の平年値によると、接近数や上陸数だけでなく、発生数も8月と9月が多くて10月になると少なくなる傾向です。

 ただ、現在採用されている平年値は、1981〜2010年の30年間の平均です。実は2000〜2018年の10月について平均値を計算すると、傾向が変わってきているのです。

 2000年以降は、発生数は減っている一方、接近数は増え、上陸数は約2倍になっています。2014年10月は、台風18号台風19号が2週連続で上陸しました。ともに上陸したのが週末だったため、運動会やイベントなどが中止になる影響がありました。

ラグビーW杯、日本vs.スコットランドは開かれる?

 今年10月の3連休(10月12日<土>~14日<月・祝>)の中日には、ラグビーワールドカップ2019の日本vs.スコットランドが予定されています。場所は横浜市日産スタジアムです。ラグビーワールドカップ組織委員会は7日、台風19号の接近に伴い、試合の開催について検討していると発表しました。開催の可否は、試合開始時刻の6時間前までに判断されます。

 13日(日)19時45分に試合開始なので、現在の進路予想通りであれば台風が過ぎ去った後で試合を行うことができそうですが、もし中止になれば引き分け扱いです。

 ちなみに、日産スタジアムの芝生は昨年、天然と人工を混合したハイブリッド芝になり、排水は他のスタジアムよりいいそうです。

 史上最強クラスで関東に上陸するおそれがあり、西日本から北日本の広い範囲で暴風や警報級の大雨、高波を引き起こしかねない台風19号。本記事公開前後の10月9日午後に気象庁が緊急会見を開くという情報が入ってきています。それらも含めて最新情報を確認しながら、早めに備えをして、慎重に3連休の計画を立てましょう。